「宮崎県産スギ材を用いた地中利用の実大実験」にいってきました
2月14日に行われた、「宮崎県産スギ材を用いた地中利用の実大実験」にいってきましたこの実験は木材の地中利用拡大を目指して地盤改良工法の材料に宮崎県産スギ材を使用し、主に
小規模建築物や戸建住宅の不同沈下対策工法及び液状化抑制対策工法の実証実験です
右の機械を使い穴を掘り杭を圧入します
専用センサーが取り付けられた丸太が均等な間隔(68cmに1本)で圧入されていました
実験内容と結果をみなさん真剣に聞いていました
土壌の密度を一定にして実験する為、土を掘り出さない様、逆回転で掘ってます
穴の深さを測り長さ3m、直径20cmの丸太を圧入している様子です
圧入できない部分をチェーンソーで切ってます
埋める丸太の間隔が短いほど密度が上がり、液状化しにくいという研究がされていました。
また杭の種類を変えた実大試験や杭の先端をテーパーにすることにより支持力が増加するという解析結果も出ていました。
今回行った実験はデータを1ヶ月かけて解析し、県産スギを地盤補強資材として住宅建築に活用できないか模索中で実用化につながれば、県産スギ材消費につながる実験ということでした
場 所 佐土原町下富田
発 注 者 宮崎県
事業実施主体 兼松日産農林株式会社
TEL 03-3265-8243