日向野かおり、天然樟脳工場にいってきました
2月20日に日向市にあるフジヤマスライサーが作ってる天然樟脳工場にいってきました
樟脳といえば、昔懐かしい匂いで「しょうのう」を漢字で書くと樟脳、樟の字の訓読みが「くすのき」であり、本来樟脳はクスノキに含まれる成分を水蒸気蒸留で抽出し、結晶化・精製したものです。
パルプチップを作る機械でクスノキをチップ化します
木屑ボイラーで水を沸騰させ、その蒸気を蒸し釜に入れ、クスノキチップを蒸します
樟脳成分を大量に含む水蒸気はパイプを通って、この水槽で冷却されて結晶化していきます
結晶化された樟脳をエッセンシャルオイルと結晶に分離します
結晶化した樟脳がありました、少し黄色くなってます
結晶に含まれる黄色い成分を遠心分離機で取るために改造された洗濯機です
パッケージされた天然樟脳です、綺麗な白い色です
天然樟脳を作る工場は国内でも少なく、人口と違いツーンとした匂いがなく、す~と鼻に抜けるさわやかな清涼感あふれる香りで揮発します。またこの工場は林業仲間で作ったそうで、昔ながらのやり方を絶やさないようにしているそうです。
この工場での冷却水は井戸水を利用していて、使用済みのチップは製紙会社でチップとして使われています。木屑ボイラーの灰は地元の無農薬農家や学校で利用しています
フジヤマスライサー(日向のかおり) URL: http://www.hyuganokaori.net/
所在地:宮崎県日向市大字財光寺2104-7
TEL 0982-54-2576
FAX 0982-54-2615