夢見橋にいってきました
4月16日に夢見橋に行ってきました。
この橋は接合部に金物を用いていないで造られた屋根付きの木造橋で、2007年(平成19年)の夏に完成し、2008年にはグッドデザイン賞の特別賞に選ばれました。
夢見橋は実用的な目的はあまりなく、観光用として、堀川運河の新たなシンボルとして造られたものです。
堀川運河に架かっています。
夢見橋の全景です。
木廊内部の天井は「曲げ木」で出来ています。
橋の中央にくつろぐためのベンチがあり、夏には運河の涼しい風が吹き抜けます。
ボルトや金物は使わない、伝統工法の「木組み」で造られています。
夢ひろばには、木製ベンチや緑地公園が設けられており、堀川運河を眼前に眺めながら、開放感溢れる中でのんびりと散策を楽しむことができます。
みんなの力でできた「夢見橋」
地元のみなさんの意見を聞いてデザインされました。飫肥杉を木組みでつないでいる部材(コミセン、ヤトイホソ)には、地元の子供達をはじめ、4000人分もの「夢」が書き込まれています。
設計者:小野寺都市設計事務所
施工者:熊田原工務店
屋根付き木造橋(ゲルバー橋)
下部工:重力式橋台
基礎:杭基礎
屋根全長:45.60m
橋長:19.90m
支間長:12.0m
幅員:3.6m(最大 4.7m)
主材料:飫肥杉・飫肥石