設計工房イズムさんの「樹木の小径に寄り添う家。」が完成しましたので見学に行ってきました。
自然の美しい景観を佇まいに取り入れた借景を用い、飫肥杉を使った「音響熟成木材」のうづくりの床材や、自然の空気清浄機「幻の漆喰」を取り入れ、地熱を冷暖房に活用したエコな事務所兼自宅になっています。
奥にも駐車場があり、6台は停められます。
玄関に入ると正面の壁一面が木製で波模様のオブジェになっており、その下から中庭が見えます。靴や上着をかけられる収納も広く取ってありました。
建物の東側は設計工房イズムさんの事務所になっており、壁一面の書類棚やその上はロフトになっています。
仕事場からも中庭が見えます。
リビングは、宙に浮いたように見せているデザイン性優れたオープン階段で、天井は吹き抜けになっていて、部屋の外には空間を広く見せるウッドデッキもあります。また、厚さ38mmの飫肥杉のうづくりの床を全面に使用していて夏は当然ですが、冬でも素足で過ごせそうです。
猛暑の夏でもエアコン1台で、真冬は家全体を蓄熱暖房機だけで過ごせます。
広くて使いやすそうな対面式のキッチンでカウンターも付いています。
来客用のトイレです。
リビングの階段の裏は長い廊下になっていて右側は全面収納です。
来客用とは別に家族用のトイレもあります。
ドアで仕切れるので、来客中でも洗面・脱衣所を使うことが出来ます。
ウォークインクローゼットです。奥のパイプは空気を循環させるためのパイプです。
寝室には明かり取りの窓や広い収納もあります。
2階の子供部屋には作りつけの棚や机があり、広い収納やロフトもあります。
ロフトの床もスギ板張りです。
子供部屋の収納の扉は赤と青に塗り分けられていて、床材は全面飫肥杉のうづくりです。
飫肥杉や塗り壁の効果で、玄関に入った時、空気の優しさと清々しさを感じます。
また、猛暑の夏でも、家全体をエアコン1台のドライ運転で過ごせ、真冬は、家全体を蓄熱暖房機だけで過ごせるそうです。
木と白い壁と天井のバランスや、明るすぎずオシャレで素材の良さを引き立たたせる間接照明、家中随所にある多くの考え込んだ収納など、家造りのためのヒントがふんだんに盛り込まれた家でした。
延べ床面積 54坪
設計・施工 有限会社 設計工房イズム URL:http://ism.blog-page.jp/
電話 0985-63-9575 フリーダイヤル 0120-65-9575 FAX 0985-63-9585