宮崎空港さんの搭乗保安検査場に行って来ました
平成25年7月1日(月)に、宮崎空港さんの搭乗保安検査場に行って来ました。
内田洋行さんとナグモデザイン事務所さんがデザイン・設計を手がけられた「搭乗保安検査場」には、西都市の樹齢100年前後の飫肥杉が壁面・天井に使用され、内装木質化されています。
空港内施設のうち、保安検査場に内装木質化が採用されたのは、航空関係で初めての取り組みであり、注目されています。
搭乗保安検査場入り口に、今回使用された飫肥杉の大きな切り株があります。
宮崎県特産の飫肥杉を20本(そのうち4本は百年杉)使用ています。
壁や天井に厳選された杉材がたっぷり使用され、癒しの効果や温かみのある空間が好評を得ているようです。
格子の外側ラインが丸みを帯びています。
木質化することによって癒し効果があり、利用者のストレスを緩和できる空間となっています。
空港のご担当者の方は、「お客様からも気持ちがいい。癒されるなどとご好評いただいています。」とお話されていました。
窓には宮崎県の県木「フェニックス」や県花「はまゆう」、空港のまわりに咲く「ブーゲンビリア」をモティーフにした、色々な模様のすてきなステンドグラスがあしらわれています。
受賞歴
第14回木材活用コンクール(後援:林野庁)・第4部門 インテリア・家具(内装・リフォーム含む)賞
平成23年度優良木材施設(後援:農林水産省)・木材利用推進中央協議会会長賞
宮崎空港ビル株式会社
http://www.miyazaki-airport.co.jp/index.html
所在地:宮崎市大字赤江宮崎空港内
電話番号:0985-51-5111
設計者
(株)内田洋行
http://www.uchida.co.jp/office/products/wood/
ナグモデザイン事務所
http://www.nagumo-design.com/
施工者
(株)竹中工務店 宮崎営業所
http://www.takenaka.co.jp/