串間市中央公民館さんで、「木育イベント」を開催しました。
平成25年8月19日(月)に、串間市にある串間市中央公民館さんにて、第32回目となる「木育イベント」を開催しました。 木育イベントは、小学校1年生から6年生までの約80名の生徒さんに参加していただきました。
最初に、約20分ぐらい「木と森のクイズ」で木や森林の大切さの説明を行い、その後、円形木琴を作成しました。
クイズ形式の木と森についてのお話です。生徒さん達は真剣に聞いてくれました。また、年輪や宮崎県が「杉の丸太生産量日本一」についてもお話をしましたが、知らない生徒さんもおられました。
特に世界一高い木や世界一長生きの木の答えには驚いていました。
クイズの後は、円形木琴の作成に入りました。まずはけんばんの順番を決めて、それぞれ創造豊かな絵を描いていました。描いている絵を見ていると、個性あふれる絵ばかりで完成が楽しみです。
絵を描いた後は、けんばんが折れたり割れないように上に板を置き、カナヅチで慎重に打ちつけて完成させます。引率の先生や公民館のスタッフさん達がお手伝いいただいたこともあり、無事に完成しました。
円形木琴にビー玉を入れて回すことによって奏でる音を確かめていました。
円形木琴の音色をお友達と一緒に確かめ合っていましたが、全員で回すと部屋の中では隣の人の話も聞こえないぐらい賑やかになりました。
午前は全ての生徒さんが、午後は代表で数人の生徒さんが円形木琴づくりを終えての感想を述べてくれました。
生徒さん達からは「初めてカナヅチを使ったけれど楽しかった」や「木と森のクイズで勉強になった」などの意見がありました。
今回の木育イベントは、生徒さん達にとっては「木と森のクイズ」と「円形木琴づくり」いずれも忘れることのない夏のいい思い出になったのではないかと実感します。
円形木琴は時間が経つにつれ、素敵な音色になりますので、今後も大切にしていただきたいと思います。
このイベントをきっかけに、生徒さん達が少しでも木や森林に対して関心を持ってもらえればと思います。