綾中学校の木造校舎に行ってきました!
9月24日(火)に、綾中学校の木造校舎に行ってきました。
建設から40年近く経過し、老朽化が進む綾中学校では同敷地内に校舎の建て替えが始まってました。
新校舎の規模は木造+RC造2階建て延べ3253㎡です。
この新校舎は県内最大の木造校舎で、その木材は可能な限り町産材を使用しています。
綾町産のスギ材をふんだんに使っています。
宮崎県木材利用技術センターさんの技術指導を受け、設計・施工された木造校舎
ウッドエナジー協同組合さんで製造された集成材は、ランバー宮崎協同組合さんでプレカット加工し金物を付けた状態で現地に届き、施工されます。
仕口加工による接合と、金物による接合の両方をとり入れたハイブリッド工法です。
2階まで吹き抜けの場所には、スギの丸太が設置されています。
音漏れの軽減を考えて、防音機能のあるALC(軽量気泡コンクリート)を敷いた教室
筋交いは、住宅の2倍の太さ90角を使用しています。
工期は平成26年2月28日までの予定です。
前田穣町長は「子供達には木のぬくもりを感じながら勉強に励んでもらえる。自然との共生を目指す綾町らしい施設になるのでは」と話していた。
設計・監理:株式会社 岩切設計 http://www.iwakiri-sekkei.com/
建築主体工事 : 株式会社 鎌田建築
株式会社 増田工務店 http://www.masuda-co.com/
電気設備工事 :株式会社 電工社
給排水衛生設備工事:株式会社 宮栄電設
空調換気設備工事:株式会社 関谷
木材:ウッドエナジー URL:http://www.woodenergy.or.jp/